あげお在宅医療クリニック 内科、消化器内科、外科

訪問診療実績

訪問診療・往診件数

おかげさまで2019年6月に開院5年を迎え、訪問診療件数も3500件を超えました。往診を加えると4400件の訪問件数を行っています。
強調しておきたいことは、3分診療ではありません。前回の診療からの変化を伺い、お薬がきちんと飲めているか確認し、関係する事業所と情報共有を取る事で安心した在宅での生活を過ごしていただきたいと思っています。
往診が多いのも当院の特徴です。患者さんやご家族からの連絡は何らかのSOSと理解しています。必要とあれば夜中でも往診いたします。

 

在宅看取り件数と在宅死率

2019年の在宅看取りは77件(内、67件はご自宅、10件は入所施設での看取り)でした。
クリニックでかかわった患者さんで、死亡により診療が終了となった全患者さんのうち、在宅または入所施設で亡くなった方の割合を「在宅死率」と定義しました(地域の在宅死率とは異なりますのでご注意)。2019年の在宅死率は69%でした。31%の患者さんは病院での死亡となります。

 

胃廔カテーテル交換件数

2017年以降、年650件程度の胃廔カテーテル交換を在宅または施設内で実施しています。
2019年は667件の交換実績があります。カテーテル抜去などトラブルの時は、在宅でも施設でも外来でも24時間対応しています。

 

 

訪問看護実績

訪問看護件数

2019年の訪問看護件数は4600件を超えました。おおよそ55%が介護保険、45%が医療保険を利用した患者さんの訪問です。クリニックからの訪問看護ですので、医療保険で実施する訪問看護の割合が高いのが特徴です。神経難病により呼吸器を使用していたり、がん終末期で中心静脈栄養や麻薬(内服、貼付、座薬、注射)の使用がある患者さんも多数いらっしゃいます。胃瘻による経管栄養管理が必要な方は見ない日はありません。